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妊娠初期には全くつわりがなかったという元モーニング娘の吉澤ひとみさんも現在苦しんでおられる妊娠後期でのつわりですが、一旦初期のつわりが終わっていた方もまた再びと言う感じで後期つわりの始まりですね。

後期つわりの症状と原因は？

妊娠初期に苦しんだつわりが終わって妊娠生活を楽しんでいたのもつかの間、後期に入って吐くまではいかないが気持ちが悪い、胃がムカムカするなんていう症状が出ていませんか？

初期のつわりでも同じような気持ちの悪さはあったかもしれませんが、今回は出産も近くなっている事からかなりお腹が大きくなっていますよね。

初期のつわりではなぜつわりが起こるのか？というのがハッキリとは解明されていませんが、後期でのつわりは原因が明らかになっています。

胎児が子宮内で成長して大きくなったため、胃や腸が押さえつけられて本来の働きができず消化機能が万全でないという事です。

妊娠初期のつわりでは、食べられる物を食べて栄養は考えなくても良かったのですが、今回は後期になっていますので栄養もしっかり採りたいところです。

ゆっくりよく噛んでできるだけ消化の良い物を食べるように心がけましょう。

辛くて眠れない時の対処法

夜寝る時も、横になるとあばら骨周辺に違和感を感じたり胃が押さえつけられるような不快感からなかなか寝られない場合があるでしょう。

枕に頭を乗せて頭を高くしてみましょう。
バナナ型の大きい抱き枕を抱いて楽な姿勢になって寝るのもオススメです。

どうしても横になるのが無理な場合は横にはならずに座ったままで眠ってもOK。
注意点としては寝る直前の食事は消化不良を起こす原因になりますので控えておきましょう。

要は自分にとって楽な姿勢で眠れば赤ちゃんにとっても心地良いハズです。
朝まで一睡もできなかったというのが一番良くないですから睡眠時間は確保して下さいね。

つわりを英語で言うとmorning sicknessつまり通常は朝起きてすぐ起こるのでそう名づけられたのです。
起床時の吐き気にはクラッカーや塩味のお菓子を食べてからゆっくりと起き上がる事によってつわりを軽くできます。

ピークはいつ?

つわりのピークというと妊娠3カ月頃にピークを迎え、4カ月以降に劇的に軽くなっていくと言われています。
ところでピークを迎えた時に体の中でどんな変化が起こっているかご存知ですか？

実はhCGと呼ばれる妊娠中にとても重要な役割を果たすホルモンの分泌がピークを迎えるのです。

妊娠したかも？と思った時に妊娠検査薬を買って自宅で検査しましたよね？
検査時の体内にhCGホルモンがあれば検査薬で陽性と出て妊娠成立となるわけです。

検査薬で陽性が出た時はあんなに嬉しかったのに、ピークを迎えたらつわりの症状が酷くなって気分がどん底まで落ちてしまうって不思議な事ですよね。

皆が辛いと感じるのはなぜ？

長い人生の中で見たらつわりの症状がある期間はほんのわずかなのに、なぜ人生の中で戻りたくない瞬間ベスト3に入る程の嫌な出来事なのか？考えてみたら答えは1つ。

朝昼晩を問わず、いつでも起こるという点です。

朝だけ、昼だけ、夜だけと決まっているならまだなんとか耐えられるし、その時間帯だけ横になるなど対策の打ちようもあるけれどいつ来るかわからないというのが一番の恐怖かもしれません。

症状を軽くする方法はある？

妊娠時の吐き気を抑えるのにビタミンB6を取ると良いとよく聞きます。
B6が多く含まれる食品には、レバー・さばやいわし等の背中の青い魚、胚芽米、バナナなどがあります。

私の友人からバナナを頻繁に食べていて吐き気がずいぶん軽かったという話を聞きました。
つわりにはビタミンB6の摂取オススメです。